不妊治療

子宮卵管造影検査に2度チャレンジし、痛かった原因が判明!

これから不妊治療をしたいと思っている方は、子宮卵管造影検査(以下、卵管造影検査)に不安を感じていると思います。痛くなかったという方もいれば、死ぬほど痛かった!もう二度としたくない!という方も。個人差があるので受けてみないと痛みの度合いは分かりませんが、私には痛い理由がありました。実際の画像を付けて解説します。(卵管造影検査にかかった費用の詳細はこちらの記事をご参照ください。)

卵管造影検査を受けるまで初診から6か月かかった理由

不妊治療の中でも初期に行われる「卵管造影検査」。夫婦で通える不妊治療クリニックを探していたとき、私はこの検査をしてもらうのが主な目的で、卵管造影検査をしていることと、男性の検査もしてくれることをホームページで確認した上で、今の病院へ行くことに決めました。

不妊治療クリニックに通院したことがある先輩からは「卵管造影検査はけっこう最初にやったよ」と聞いていたので、自分もすんなりできると思っていました。ところが血液検査の結果、甲状腺機能低下症、橋本病の疑いが浮上しました。すぐに甲状腺専門のクリニックへ紹介状を書くので精密検査を受けるよう促され、「甲状腺クリニックの医師からOKが出てから卵管造影をする」ということになり、いったん不妊治療のクリニックはお休みすることになりました。

妊娠を維持するために必要な甲状腺ホルモンが足りていないまま妊娠すると、流産のリスクが高くなるため、値が安定するまで避妊することになりました。(どちらにしても、風疹の予防接種をしたため3か月避妊しないといけない時期でした。→詳しくはこちら

甲状腺ホルモンを補充する薬(チラージンS)を一番低用量の12.5μgから飲み始め、TSHが2.5以下になるまで、毎月血液検査し薬を増量していきました。卵管造影検査にはヨードを使用するので、私の場合、卵管造影検査後にTSHがまた2.5を超える可能性があり、できるだけTSHを下げておきたいという医師の指導でした。チラージンSが31.25μgになり、やっと卵管造影検査の許可が出たときは、4か月がたっていました。

生理がきたら卵管造影検査の予約を取れるシステムなのですが、不妊治療クリニックへ予約の電話をしたところ、「GW・お盆・年末年始は対応できません、来月の周期でお願いします。」と言われてしまいました…。すぐにでも卵管造影を受けたい!と思っていたのに、また1カ月先延ばしです。あと一週間生理開始日がズレていたら受けられたかもしれないと思うと、やるせない気持ちになりました。

翌月、卵管造影検査を受ける時がきたのですが、あまりの痛さに中断され、大学病院で受けて下さいと紹介状が出されることになりました。仕事は午前休を取っていたし、意気消沈のまま漫画喫茶で休憩していました。

そして翌月また午前休を取って大学病院へ行き、血液検査や診察を受け、翌週に卵管造影検査をしてもらえることになりました。そろそろ職場への言い訳も苦しくなってきましたが、なんとか午前休を使って卵管造影検査を受けました。というわけで、私は卵管造影検査を受けるまで初診から6か月もかかってしまいました。

大学病院は予約をしていても時間がおして待ち時間が長めだったため、漫画を持って行って正解でした。普段通院している不妊治療クリニックもいつも待ち時間が長く、通院し始めてから待合室で「宇宙兄弟」を読む習慣をつけていたのです。33巻もあったのに、体外受精が始まる前に全巻読んじゃいました(笑)

2つの病院で見た検査設備の違い

普段通っている不妊治療クリニックは個人病院ですが、必要な検査設備や施術設備がコンパクトにまとめられています。そちらで卵管造影検査をする際は、レントゲンが撮れる機械の下にあるベットに横たわり、医師が卵管に液を注入し終えたらその場でレントゲンが撮れるようになっていました。 ただ、私は管を入れられる時点でかなり痛くて、液を入れられることなく中断されてしまいましたが。

大学病院で受けて下さいと言われた時、「この病院ではもう受けられないんですか?麻酔はしてもらえないんですか?」と医師に訴えましたが、医師が1人しかいないため、麻酔ができないということでした。大学病院ならできるかもしれないので、そちらで聞いてみて下さいと言われました。

大学病院では、痛み止めの座薬を入れてもらえることになりました。やはり麻酔はリスクがあるようで、座薬で様子を見てどうしても無理なら考えましょうとなりました。前回痛くて中断になった患者ということで、管をものすごくゆっく~り入れますからね!と細心の注意を払って時間をかけて入れてくれました。2回くらい痛っ!と思いましたが、今回は我慢できる痛さでした。

大学病院は2階に婦人科があるのですが、採血は3階、レントゲンは地下1階、会計は1階と、フロアが分かれています。手術着に着替え、2階の検診台で子宮にチューブを入れた後は、足にチューブの端っこをテープで固定したまま、よちよち歩きで地下まで歩いていきました。パンツを履いてもいいと言われて履いていたのですが、レントゲン室の前の脱衣所でパンツを脱いだ時に足のテープが取れてしまってもつれ、自分ではチューブがどういう状態か分からず、よちよち歩きで女性の看護師に助けを求めました。

レントゲンの台の上では、仰向けになり、卵管に液が注入され、3回ほど撮影されました。途中、「右を向いてください」「次は左を向いてください」と言われ、態勢を横向きにして両方の卵管に液を流し、できあがった画像を見ると、液が流れて拡散していく様子が分かりました。

卵管造影検査の結果

大学病院で撮影した画像はすぐDVDに焼いてもらえました。大学病院では画像からこういうことが分かりますなどの説明はなく、「このDVDを主治医に見せて下さい」と言われてあっさり終了でした。その後、不妊治療クリニックの主治医に結果を報告したところ、色々と解説してもらえました。

実際の卵管造影の画像を白黒反転させたものです

 

まず、画面の一番下、中央付近に見えているうっすら白い部分は両足の間のすき間です。真ん中に細い黒い影が見えるのですがそれは造影液が入ったチューブで、上の子宮までのびています。やや左に寄って、カーブしているのが分かります。これは子宮の入り口が曲がっているということで、最初の検査ではそんなこと分からないので、チューブを真っ直ぐ挿していたから痛かったんだろうと説明を受け、なるほどなぁと思ました。

子宮の中に、三角形のような黒い部分がありますが、それが造影液がはいっているバルーンです。そこから両側に細くて黒い線があります。これが卵管です。(ブログ用に画像を小さくしているため分かりにくいかと思いますが)

卵管の先にもやもやっとした黒い部分があり、チューブから出た造影液が卵管の先から腹腔内へ拡散しているため広がっています。左右で拡散具合に違いがあります。右はやけに上のほうで黒いもやもやががたまっています。これは、右の卵管がバンザイをしているようにおなかの壁にもたれているからだそうです。つまり、子宮全体が右に傾いていると言われました。黒いもやもやの感じから、おそらく右は軽い詰りがあったけれど卵管造影検査で通って、液が滞留しているのではないかということでした。左はきれいに流れているそうです。

骨盤の骨をよく見ると、左右の位置がずれていることが分かります。「これは普段の姿勢の影響も大きい、骨盤周りを鍛えるしかない」と痛いところを突かれました(汗)

卵管造影検査をすると、3か月は卵管の通りが良くなるゴールデン期間と言われています。そのため、3か月はタイミング法で様子見になる方が多いのではないでしょうか。私は3か月たっても妊娠する気配がなかったので、夫がしびれを切らし、夫婦で医師に直談判しました。その話の続きはこちらの記事へ。

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。