不妊治療

夫婦で体外受精へのステップアップを直談判した理由

妊娠する気配がないと、いつまでタイミング法を続ければいいのか分からなくなりますよね。医師からステップアップの提案がないと、どう言い出せばいいのか…?そんなことでモヤモヤしてしまいます。ならいっそ聞いてしまおう!と思った私たち夫婦は、やっと体外受精への切符を手にしました。

同じことの繰り返しにしびれを切らした夫

市販の排卵検査薬を使った自己流タイミング法を6~7周期試し、不妊治療クリニックに通院をはじめ、風疹の予防接種による避妊期間3か月を経て、病院指導のタイミング法をすること4か月。最後の3カ月は卵管造影検査を受けたあとのゴールデン期間でした。

今月妊娠しなければゴールデン期間も終わっちゃうかもしれないし、このままタイミング法を続ける意味ってあるのかな?今のところ夫には原因がないし、タイミング法で妊娠しなければ私の卵巣や卵子に問題があるのではないか?と思い始めました。

既に不妊治療クリニックの初診から8か月経過しており、自己流を含めタイミング法は10か月以上!夫は通院前も通院してからもずっと同じことやってる!としびれを切らしてしまいました。うちは夫のほうが子どもを強く望んでいたので、自然にできなければ体外受精でお金がかかってもいい、2人のことだから治療費は自分も出すとなってきていました。

不妊治療クリニックに行けば、人工授精や体外受精の提案をしてもらえると思っていたのに、私が1人で診察に行っても特にステップアップの提案をされず、来月からどうするんだろう?とモヤモヤしました。

人工授精をすっ飛ばしたかった

このままタイミング法をやっていても卵子の状態がどうなっているのか分からないし、お互い30代前半なので良好卵子が1つでも取れたら、体外受精1回くらいで妊娠するんじゃないかと思い描いていました。

今のところ夫のほうに原因はなく、私の卵管は通っていたし、ヒューナーテストも問題がなかったため、人工授精をしてもタイミング法と変わらないんじゃないか?とも考えていました。

そこで夫婦で病院へ行き、「人工授精をすっ飛ばして来月から体外受精できませんか?」と医師に直談判しました。

医師からは「教科書的な治療方針は、タイミング法→人工授精→体外受精へのステップアップですが、今は夫婦のご希望を尊重しています。」と前向きなお返事を頂けました。その後、体外受精説明会に出席したり、追加の血液検査や糖負荷試験をクリアし、体外受精へ進むことになりました。

詳しい検査内容や費用、体外受精説明会については、下記の記事でご紹介しています。

体外受精前に受けた検査の内容と費用を振り返り

私の場合は、結果的に早めにステップアップして良かった

私は初診で受けた血液検査の結果、多嚢胞性卵巣ということは分かっていたため、卵子が成熟しにくいのではないかと推察されていました。実際、完全自然周期で採卵したときは変性卵子で体外受精に使えませんでした。

多嚢胞性卵巣が不妊の原因になっている場合、誘発剤で卵子の成熟をコントロールすればタイミング法や人工授精で妊娠できる人がたくさんいます。しかし、私は自分の卵子の状態をこの目で確かめたいと思っていました(笑)そのため、お金はかかりましたが、採卵をして卵の状態を知って納得することができました。

また、体外受精で良好胚を戻しても妊娠できないことが2回続き、子宮内膜着床能(ERA)検査を勧められました。そんな検査があるなら、体外受精する前に受けておきたかったよー!と思いましたが、その検査は誰でも受けられる検査ではないのです。

私は提供卵子でもなく、高齢にもまだ入らないので、良好胚を移植しているにも関わらず2回以上の体外受精不成功という対象条件にあてはまりました。つまり、私がこの検査に辿り着くには、体外受精2回の失敗が最短ということなのです。

そしてERA検査の結果、着床できる時間がズレていることが分かりました。

ERA検査の詳細や、検査の結果は下記の記事で詳しくお伝えしています。

ERA検査のためにホルモン補充周期で子宮内膜の組織を採取した感想

ERA検査、EMMA検査、ALICE検査、子宮内膜日付診の結果

もしあの時、私が体外受精にステップアップせず、タイミング法や人工授精で粘っていたら、それだけの時間を丸々ロスしていたかもしれないのです。そういう理由で、誘発剤を使ってのタイミング法をしなかったことも、人工授精をすっ飛ばしたことも、後悔はしていません。

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。