不妊治療

体外受精前に受けた検査の内容と費用を振り返り

私の子宮卵管造影検査が終わってから2か月ちょっと経ち、子宮卵管造影から3か月と言われているゴールデン期間終了間際に夫婦で「体外受精にステップアップしたい!」と医師に直談判しました。前向きなお返事は頂けましたが、夫婦ともにクリアしないといけない検査が待っていました。体外受精説明会への参加など含め、その内容とかかった費用をご参考まで掲載します。

すぐにできた検査は夫の採血のみ

直談判の日は、元々タイミング法の卵胞の大きさ確認で私だけ通院すれば良い日でしたが、夫が一緒に行きたいと言うことで夕方2人揃って病院へ行きました。

受付で「夫も同伴で先生に相談したいのですが…」と申告すると、「ご主人さんの診療費もかかりますが大丈夫ですか?」と。夫は「大丈夫です!」と決意は固い様子でした。後から領収証を確認すると、夫は前回の診察から8ヶ月開いていたため、初診料を取られていました。(私は再診料でした。)  

直談判の経緯や当日の様子については、下記の記事で詳しく紹介しています。

夫婦で体外受精へのステップアップを直談判した理由  

ということで、医師から前向きなお返事を頂けましたが、体外受精を受けるためには事前に夫婦とも感染症など追加の血液検査が必要なことが分かりました。この時、自分の血液型を証明できるものがあれば、血液型を調べる検査費用だけ免除されます。夫は献血カードを持っていましたが、私はなく、絶対親から聞いてる血液型に間違いはないのに…と思いましたが検査を受けることになりました。

また、夫は前回の精液検査が半年以上前なので改めて精液検査を実施することになり、さらに私は糖負荷試験もクリアしなければいけないことが分かりました。

しかし、この日できた検査は、夫の採血だけでした。  

なぜなら、私たちが通っている病院は午前と夕方に開いていますが、夕方は受け付けてくれないものが多いのです。時間のかかる検査は必ず午前中のみ、卵管造影や人工授精の施術も午前中のみ、挙句の果てに体外受精や顕微鏡受精スケジュールに入った患者の通院は午前中しか受け付けてくれません。  

この日かかった費用はこちら↓  

夫と私それぞれに保険適用外分があり領収書は4枚にのぼりました。

区分 保険点数
初診料 282

保険適用分 自己負担額 計 850円

区分 単価
RPR定性、TPHA定性、HBs抗原、HCV抗体、HIV-1抗原・抗体 5,000円

保険適用外 自己負担額 計 5,400円(税込)  

 

区分 保険点数
再診料 73
頚管粘液一般検査 75
子宮頚管粘液採取 40
黄体ホルモン定性(尿) 72
膣洗浄 47

保険適用分 自己負担額 計 1,140円

区分 単価
超音波検査 1,500円

保険適用外 自己負担額 計 1,620円(税込)

※超音波検査は月に2回を超えると、2回目から保険適用外になります。

この日の会計は、夫婦あわせて合計 9,010円になりました。

次回通院は夫婦別々に行くことにしました。夫は仕事が休みの4日後の午前中に精液検査へ行き、私は午前休が取得できれば電話で糖負荷試験を受ける日を予約することにしました。

夫が禁欲半日で精液検査へ

さて、またこの検査がやってきました。夫が精液検査を受けるのは8ヶ月ぶり2回目です。前回の反省を生かしてMYイヤホンとDVDを持参したため、病院にあるラインナップから選ぶ時間は要らなかったようです(笑)

この日かかった費用はこちら↓

区分 保険点数
再診料 73
外来管理加算 52
精液一般検査 70
検査判断料 34

保険適用分 自己負担額 690円

この検査結果については、下記ブログの

採精室の攻略法。精子観察キットと病院の違い

2度目の検査が前回より良くなかった理由」で詳しく紹介しています。

というわけで、8ヶ月前の検査より量が減っていましたが、原因は禁欲期間の違いで、体外受精には問題ない成績でした。

先日、夫が受けた採血の結果は検査機関からこの時点では返ってきていなかったため、私が後日通院した際に受けとることになりましたが、結論としては問題なしでした。

午前中が潰れた私の糖負荷試験

糖負荷試験は、妊婦さんなら必ず経験したことがある検査です。妊婦さんは妊娠糖尿病のリスクがあるためです。

体外受精前も同じく、血糖値、インスリン、尿糖の変化を調べ、糖尿病のリスクがないか調べます。インスリンが高すぎると排卵がうまくいかないことがあるそうです。私は4回の採血2回の検尿を受けました。

当日は朝食を抜いてAM9:00に病院行きました。受付を済ますと、すぐに検尿と採血です。これが糖を摂取する前の数値になります。初回の採血は多めに血を抜かれました。私の血液検査も同時にすることになっており、凝固系(血の固まりやすさ)や血液型の検査の分も必要だったからです。

採血が終わると、瓶に入った微炭酸のドリンクを飲みました。例えるなら炭酸が優しめのサイダーで、美味しくゴクゴク飲めました!

サイダーを飲んでから30分後、1時間後、2時間後に採血に呼ばれ、2時間後は再び検尿をしました。長~い待ち時間、普通の待合室にいるだけなのです。はっきり言ってヒマです。例のごとく、私は持参した宇宙兄弟の漫画を読んで時間を潰していました。

 

この日かかった費用はこちら↓

区分 保険点数
再診料 73
特定疾患療養管理料 225
耐糖能精密検査 900
トレーランG液75g 225ml 1瓶 21

保険適用分 自己負担額 3,660円

区分 単価
HBA1C 800円
抗カルジオリンビンβ2グリコプロテインI複合抗体、APTT 2,800円
ABO型血液型、Rh(D)血液型 1,000

保険適用外 自己負担額 計 4,970円(税込)  

朝食抜きで、検査のサイダーしか飲んでおらず、血を4回も抜かれ、病院を出る頃にはお腹ペコペコで力が出ませんでした。

8日後に検査結果が分かり、特に異常はなく晴れて体外受精スケジュールに入れることになりました!

無料の体外受精説明会に夫婦で参加して良かったこと 

本来であれば、体外受精スケジュールに入る前に、院長による体外受精説明会に参加し、熟考に熟考を重ねて夫婦で決断すべきところではあります。しかし、私たちが通う病院は「平日14時から1日1組限定」で説明会を実施しており、なかなか予定が合いませんでした。

私は説明を聞いても聞かなくても、ネットでそれなりに情報収集し体外受精を受ける心構えはできていたことと、夫のほうが妊活への関心が高かったため、医師に「私は平日仕事があるので、夫が休みの日に1人で説明会に参加しても良いですか?」と聞いてみましたが、「うーん、普通は奥さん1人か夫婦で来られますけどね…。」と渋られてしまいました(笑)

結局、予約できたのは体外受精スケジュールにガッツリ入ってしまっている日でした。

説明会当日は、夫は仕事が元々休みで、私は1日休暇を取りました。私は既に毎日午前中に成熟を促す注射(HMGフェリング)を打ちに行って連続で午前休を取得していたため心苦しかったですが、1日休暇を取れたおかげで朝一と14時からの2度通院できました。 

説明会は無料で、日本産婦人科学会や諸外国の体外受精に関するデータを元に、新鮮肺移植と凍結胚移植の妊娠率・出産率の違い、年齢や提供卵子による違い、体外受精と顕微鏡受精の違い、実際の手術のやり方、日本国内の不妊治療クリニックの理念の違いなどを教えてもらえました。

特に私がすごいと思った点は、写真で人間の卵子にも黄身と白身があることを知れたことです!その他、受精卵が胚分裂していくタイムラプス映像を見せてもらえたりもしました。

「説明会は夫に行ってもらえばいいわ~。」と軽く考えていたくせに、リケジョ本能で途中から私ばっかりガツガツ質問をしちゃいました(笑)先生はたまに話が脱線しますが、さすがの幅広い知識と経験量で、質問にも的確に答えて下さり大変ためになりました。高校や大学では習わなかった高度生殖医療に関する知識と、生命の神秘的な側面を知ることができ、本当に参加して良かったです。

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。