不妊治療

初めての妊娠判定、妊婦加算されるも5週目で流産

タイトルから分かるように、初めての体外受精の結果、妊娠判定で「妊婦」となりましたが、喜びも束の間、流産の宣告を受けました。一体何があったのか…!?その一部始終をお伝えします。

妊娠判定はクリニックで血液検査

排卵から14日後(凍結胚盤胞移植から9日後)、すなわち本来であれば生理開始予定日にあたる日にクリニックで妊娠判定をすることになっていました。採血をするため朝早めに来院するように言われており、また仕事は午前休をもらいました。バスで行ったのでいつもより早起きでした。

普通の妊婦さんであれば、今日生理が来ないってことは!も・し・か・し・て~♪となる日なのですが、この日の私は妊娠していても、妊娠していなくても、生理が来るわけがないのです。なぜなら、黄体ホルモンを補充していたから。なので、朝から生理が来ていないくらいではまだ妊娠とは言えません。

しかし、気のせいではなく、下腹部が張って痛みを感じることもあったので、これって妊娠初期症状!?もしかして~♪という期待はしていました。

前回の記事でも最後に少し書きましたが、2回目の体外受精を経て分かかったことですが、私の場合、黄体ホルモンを補充していたら下腹部が張って痛みを感じるため、妊娠超初期症状ではなく、単にぬか喜びでした。)

クリニックの受付を済ますと、尿を提出し、採血が行われました。採血の結果が出るまで小一時間待合室で待機でした。

妊娠判定が出た検査結果

診察室に呼ばれると、ホルモン検査と尿検査の検査結果の紙が渡されました。まだこの時点では一般的な生理予定日1週間後から使う妊娠検査薬では反応が出ないということで、血液検査で妊娠判定となります。

ホルモン検査の結果

プロゲステロン(黄体ホルモン) 40.91 ng/mL
hCGβ 89.37 mlU/mL

 

医師から「良かったですね、これはいけてます、妊娠してます。今日から妊婦です。」と言われました。

尿検査は、尿タンパクと糖を調べており、特に問題はありませんでした。

検査結果の紙には出産予定日が書かれていました。

出産予定日は、自分でネットの出産予定日計算ツールを使って出していた日と同じでした。無料で使えて、排卵日を入れてクリックするだけで予定日がすぐ分かります。

出産予定日計算コーナー – BIGLOBE

 

この日は超音波検査はありませんでした。今日見たところで、胎嚢が見えるほど大きくなっていないので、来週以降の確認ということでした。これまでクリニックにきて、診察台や手術台にのせられなかったことのほうが珍しいため、なんだ今日はパンツを脱がなくてもいいのかと思いました(笑)

妊娠が分かれば、トイレの前にある血圧計で血圧を測って、結果の紙を受付に提出して帰るように言われました。これからは毎週同じ曜日に妊婦健診をするので、来院時に血圧を測って下さいとのこと。

「妊婦健診は、午後に来ても大丈夫ですか?」と医師に確認すると、「ダメダメ、何かあった時、午後では対応できないから!絶対に午前中!もう妊婦でお母さんなんだから、仕事より子どもの命のことを優先させて!」と怒られました。

来週の診察までのデュファストンとルティナス膣錠が処方され、黄体ホルモンの補充はさらに続けることになりました。

妊娠が分かってから早速したこと

・報告

クリニックの会計待ちの間に一番に夫へ報告し、喜んでもらえました。そして、職場の仲間にもメールで伝え、休みのことなど、色々と配慮してもらえてありがたかったです。そのあとは夕食時に同居している家族へ伝えました。母は急に優しくなり、体を冷やさないようにと甲斐甲斐しくなりました。

でもまだ妊娠初期の初期です。普通の妊婦さんなら妊娠したことにも気づいていないような日です。最低限、報告が必要な人だけに伝えました。

・アプリのダウンロード

ninaru(ニナル)というアプリをダウンロードしました。

妊娠予定日を入れると、毎日お母さんと赤ちゃんへのメッセージが表示され、妊娠週数に合わせてイラストの胎児が成長していきます。まだエコーでは姿が確認できないので、アプリのイラストや説明で今何が形成される時期なのかを知ることができました。パパ用のアプリもあり、夫も早速ダウンロードしていました。

ninaru(ニナル)公式ページ

【ダウンロード】
iPhoneはこちら
Androidはこちら

・赤ちゃん本舗に会員登録

下腹部を締め付けない服が欲しかったので、赤ちゃん本舗のマタニティウエアを見に行きました。しかし、私にはどれも長かったり大きすぎたりで、そこでは買わず、結局したのは会員登録だけでした。出産予定日を記入すると、特典があり、おむつのサンプルやらポイントやら色々もらえました。

でも、せっかくポイントがあるのでやっぱり使おうと思い、後日別の店舗でパジャマだけ買いました。パジャマなら外に出る姿ではないので少々大きくても大丈夫と思いまして(笑)

私が購入したのはこのパジャマです。赤ちゃん本舗オリジナル商品で、授乳口付なので産後も使えます。

星柄とロゴプリントを組み合わせたポップで可愛いパジャマ

赤ちゃん本舗はネットも店舗も赤ちゃん準備グッズが充実しているので、いずれまた見に来ようと思いました。

しまむらグループのバースデーなど、何軒かマタニティウエアを扱っているお店に寄りましたが、小柄な私にはなかなか丈の合うものがなく、イオンで普通に売っていた長めのチュニックにタイツを合わせたらちょうど良かったです。

優しい夫は、それらのお店まで車で送ってくれただけでなく、メルカリに出品されている丈の短いマタニティウエアを見つけてきて、2着注文してくれました。

・転院したい産婦人科のリサーチ

不妊治療クリニックでは妊娠8週目くらいまで妊婦健診をしてくれるのですが、そのあとは近くの産婦人科へ転院することになるため、ちょっと気が早いですが、近所の産婦人科のホームページや口コミを見て比較検討していました。

妊娠5週目の定期検診でまさかの流産宣告

前回の通院からちょうど1週間たち、妊婦健診ということでクリニックにやって来ました。

妊娠の周期は生理初日から数えるか、排卵日が確実に分かる場合は排卵日から妊娠2週目、生理開始予定日から4週目とするので、この時点で妊娠5週目の初日になります。

病院の受付を済ませると血圧を測り、尿を提出し、この日はエコーもあるということで楽しみにしていました。

診察室に入ると、いつもならすぐに診察台へ行くよう促されるのですが、「ちょっと先生からお話があるので椅子でお待ちください。」と看護師から言われました。いつもの展開と違うのでなんだか悪い予感がしてきました。

すると、医師がうつむきながら入ってきて「あ~、残念でしたね。先週はこれはいけると思ったんですけどね…。これは流産になります。」と妊娠検査薬の反応を見せてくれました。線の色が薄めでハッキリとした陽性ではなさそうです。念のため超音波検査をしましたが、「赤ちゃんの袋かもしれないけれど、小さくてよく分からない。本来ならもっと育ってくる時期だけどその様子はない。」ということでした。

黄体ホルモンの補充をやめたら2~3日後に生理のような感じで出血してくるはずと宣告されました。ただ、その日は休診日ということで、お守り代わりに緊急で行ける産婦人科の案内を渡されました。

流産と宣告されたのに、この日の会計には妊婦加算がついていました。前回の診察には付いてなかったのに。

そしてこの妊婦加算、妊婦税だ!などの批判の末、なんとこの2週間後に凍結されたのです。つまり、翌月からは妊婦さんが診察を受けても妊婦加算が付かないことになりました。厚生労働省は今も妊婦さんは診察に配慮が必要なので、やっぱり妊婦加算を再検討する!となっていますが、流産と言われてるのに加算されるというのは、泣きっ面に蜂でした。

病院の帰り道、トボトボ歩いていると涙が出てきました。先週妊娠報告した人々に、順番に流産報告をしていきました。

そして、夫がメルカリで注文してくれていたマタニティウエアの1つは、流産宣告を受けてから届きました。未使用品なので、同じような季節に妊娠しなければ、またメルカリに出せばいいかと思いましたが、既に届いていた1着はタグを切ってしまっていました。タグを置いておけば良かったです…。

体外受精の準備から移植まで60万円かかり、3か月を費やし、喪失感や残念な気持ちはありましたが、もっと妊娠週数が進んでから流産した方の話を聞くと、早めに結果が分かって良かったかもしれないと思えました。私より周囲の方の方が悲しんでいた気がします。

流産はかなり重い生理痛と出血だった

流産になると予告されていた日は日曜でした。仕事が休みでちょうど良かったです。いつ出血が来てもいいように家で過ごしていました。

午後になり、猛烈な痛みが腰回りにきて、あー遂にきたか!と思いました。トイレに駆け込んで、そのあとは痛すぎて動けずベットの上でうずくまっていました。かなり強めの生理痛で、出血も多めです。

主治医から「我慢できる痛みや生理レベルの出血なら、病院に行かなくてもいい。」と言われていたので、市販の生理痛の薬を飲んでしばらく我慢していましたが、母が救急で病院に行くよう勧めてきました。たしかに痛みが引かないので、お守り代わりの紙を出し、産婦人科に電話し、受け入れてもらえるか確認しました。母がタクシーを呼んでいましたが、予約がいっぱいですぐには来れないということで、生理痛の薬でやや痛みの波が鎮まった隙に、1人電車で病院に向かいました。

病院に着くと、警備員さんに案内され、看護師さんから問診票を渡され、書きながらしばらく待ちました。不妊治療クリニックと違い、産婦人科のため、部屋の向こうからは今まさに産まれた赤ちゃんの産声が「おぎゃー!」と聞こえてきました。そうか、今は外来が閉まっているのでお産か入院の人しかいないのか、今日流産で来てるのは私くらいだろうな~と切なくなりました。不妊治療クリニックが子ども連れNGにしているのは精神面ではすごく良いことだなと改めて感じたのでした。

診察では、「血の固まりのようなものは出ましたか?」と聞かれましたが、そんなの観察する余裕もなくトイレに駆け込んだので、出てたかどうか分かりませんでした。超音波検査では脱落膜が形成されているので、確かに妊娠していましたねと言われました。脱落膜は胎嚢の外側にある組織で、分娩時に排出される(脱落する)ので脱落膜と言います。流産ではそれも出てくるため、通常の生理より出血が多いと思われるということでした。それが分かっただけでも、病院で診てもらって良かったです。

ロキソニンを処方してもらい、不妊治療クリニックの主治医に見せる診断書も書いてもらえました。休診日ということで預り金を支払い、正式な会計は後日、営業時間内に来てくださいということで、翌日精算に行きました。すごくきれいな病院で、対応してくれたスタッフも感じが良かったので、出産するならこんな病院もいいなと思いました。

妊娠4か月以上の流産や死産の場合は、健康保険から「出産育児一時金」が出たり、職場で「産前休業・産後休業」も取得できます。

しかし、私はたった5週目なので、治療費は自腹で、精算の日も有給休暇を削るしかなかったです。たまたま私は今回自然に出血しましたが、7週目や9週目で流産した方々からは、自然には出てこず病院で掻爬手術をしたと聞いたこともあります。4か月未満の流産も辛い気持ちは変わらないのに、この差ってなんなんでしょうかね…。

今回の結果を受けて、2回目の体外受精をどう方針転換したのかは、下記の記事をご参照ください。

完全自然周期で採卵し体外受精をすることになった理由

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。