不妊治療

完全自然周期で採卵し体外受精をすることになった理由

1回目の体外受精は残念な結果でしたが、それを経験し不妊の原因が少し見えてきました。どのような考えで次に進むことに決めたのか?私が強誘発から完全自然周期の体外受精へステップダウンすることになった流れをお伝えします。

強誘発で行った体外受精の反省点

私の1回目の体外受精は、強い誘発を行い、移植までの費用が60万円を超える高額な治療費を支払いましたが、うまくいきませんでした。

卵巣から12個も卵を採ったのに、異常受精も多く、胚盤胞になったのはたったの1個。

それを移植してもすぐに流産してしまいました。

主治医は「卵が多すぎて卵巣の卵胞が窮屈になり、成長する環境が悪くなって卵子の質が下がった可能性がある。」とおっしゃっていました。

また、異常受精には精子が2個、3個入っているものがあり、受精はしているけれど、卵子の質が良くなかった可能性があるとの見解でした。

元々、私は多嚢胞性卵巣で自然にしていても卵胞が多く出現し、主席卵胞が大きくなるまで時間がかかります。

主治医が「多嚢胞性卵巣の方は、誘発剤の反応が良すぎてこうなることがあるんです。」とおっしゃった時は、それが分かっててなぜ強誘発をしたの!?とツッコミたくなりました…。

主治医いわく、「初めての体外受精の人はどれくらい誘発剤が効くかやってみないと分からない、初めて自治体の助成金を申請する人は30万円もらえるので、うちのクリニックではまず最初は一番妊娠までいく可能性が高いこの方法をしてもらっている。」ということでした。

私たち、今回助成金もらえなかったし…とか、文句言いたいことはありますが、そもそもの病院選びが良くなかったと思いました。

しかし、不妊治療クリニックを調べているときは、とにかく通いやすさ優先で、夫婦の不妊の原因が何なのか分からない状態だったため、結局ここに辿り着いていたと思います。

1回目の体外受精について詳しくは、下記の記事をご参照ください。

初めての体外受精、強誘発のデメリットと採卵の激痛

初めての体外受精の結果、異常受精が多すぎた

初めての凍結胚盤胞移植から妊娠判定日まで

初めての妊娠判定、妊婦加算されるも5週目で流産

初めての体外受精は60万円!その内訳を振り返り

転院するか同じクリニックで治療を続けるか

そもそも、私がタイミング法から体外受精にステップアップしたいと思ったことの1つに、下記のブログでも書いておりますが、

夫婦で体外受精へのステップアップを直談判した理由

自分の卵子の状態をこの目で確かめたいという気持ちがありました。

これは、自然の状態でできる卵子の状態が良いのか悪いのかを知りたいということです。

ある意味、体外受精という人体実験で強い誘発は私が妊娠できない方法であることが証明されました。

また、麻酔をかけてもらえない病院なので、採卵数が多いと地獄の痛みを受けること、そして手術費用が膨れ上がることも分かりました。

もう卵巣が腫れて、足が上げられなかったり、卵巣過剰刺激症候群のような症状で2日間寝込んだりするのはこりごりです。

こんな方法でしか体外受精ができないのであれば、麻酔をしてもらえるクリニックに転院したいと思っていました。

そこで、主治医に「誘発剤はこりごりなので、次回は完全自然周期で体外受精をやってみたい。」とステップダウン可能か相談をしました。

完全自然周期のメリット・デメリット

完全自然周期で体外受精となると、薬で排卵をコントロールできるわけではないため、排卵時間の特定がやや難しくなり採卵直前に排卵してしまうリスクはあります。

また、手術前のエコーで見たときはまだ排卵していなかったのに、採卵前に歩いたり、洗浄が強すぎたりすると、いざ採卵するときに既に排卵してしまって採れなかったということもあったそうです。

それらの理由で、医師としては時間管理の難しさや急な対応が増えることを考えてしまい、あまりやりたくなさそうでしたが、一度やってみましょうかとなり、転院は思い留まりました。

完全自然周期ということは、採れても卵は1個だけのため、胚盤胞を複数貯卵したい方には向きません。

しかし、受精卵を凍結しないため、同じ生理周期で移植することができる最短コースです!

もし受精がうまくいかなくても、誘発剤を使わないため卵巣が腫れる心配が少なく、また翌月採卵することが可能です!

例えば、強い誘発剤を使用すると、採卵後に胚盤胞ができても、子宮を1カ月休めてからでないと移植できないため最低でも3か月はかかります。さらに着床ができなかったり流産すると、1カ月子宮を休ませてからでないと次の採卵をさせてもらえません。

私は医師に完全自然周期を渋られた時、「私には凍結している卵がないので、採卵と凍結胚移植を繰り返していたら、1年に妊娠するチャンスが2~3回になってしまいます。できるだけ1日でも若いうちに最短で妊娠したいんです!」と直訴しました。

さらに、完全自然周期の場合は、注射に通う必要がなくなる、採卵が1個になるので採卵料金は最安値、凍結費用も要らない、フレッシュな卵を戻すため卵の周りが硬くなっていることもなくアシステッドハッチングの費用もかからないなど、体外受精や移植の費用がうんと抑えられます!

仕事をしながら通院していた私にとっては、注射のために午前休を連続でもらわないといけないことも精神的苦痛だったため、通院の回数が減るのは願ったり叶ったりでした。

私が通うクリニックで完全自然周期で体外受精と移植をする場合は、30万円あればできます。

元々、体外受精が30万円でできるものだと思っていて、前回の費用が60万円かかったことに怒りすら覚えていた私にとっては、まさに理想の方法です!

実際に完全自然周期で受けた治療や費用については下記の記事をご覧ください。

完全自然周期で採卵し、まさかの体外受精キャンセルに!

完全自然周期の採卵にかかった費用を振り返り

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く退職。治療費は200万円を突破。そんなリアルをお伝えします。