不妊治療

2回目の体外受精にかかった費用を振り返り

2回目の体外受精(採卵手術に限っては3回目)にかかった費用と、そのための診察に必要だった費用、さらに胚移植にかかった費用も含めて振り返ります。なお、この費用は増税前の価格になっていますので、かかっている消費税は8%です。

生理開始3日目から服用する誘発剤の処方

完全自然周期で採卵をした次の周期(連続する周期)で、今回の体外受精を行うことになっていました。

そのため、いつもは生理がきてから体外受精スケジュールに入りますが、今回は生理前に経過観察の通院をした際に、生理3日目から服用する誘発剤が処方されました。(通院回数が1回分減って助かりました。)

かかった費用はこちら↓

区分 保険点数
再診料 73
特定疾患療養管理料 225
薬剤情報提供料 10
頚管粘液一般検査 75
子宮頚管粘液採取 40
尿等検査判断料 34
超音波検査 530
クロミッド錠50mg1錠×3 10×3=30
外来内服・頓服調剤料 9
処方料 42
特定疾患処方管理加算 18
膣洗浄 47

保険適用分 自己負担額 計 3,400円

超音波検査はこの月初めてだったので、全て保険適用となりました。

生理後から採卵日が決まるまでの通院

クロミッド半錠は自宅で服用できるため、次は生理が終わってから卵胞の確認で通院することになっていました。

今回は注射をしない分、1回目の体外受精前より通院回数は減りましたが、採卵日が決まるまでの通院は、生理初日から数えて、8、12、15、17日目の計4回になりました。

ラッキーなことに、いつもは月2回目以降の超音波検査は保険適用外になっていましたが、例外的に、クロミッドやhMG製剤の排卵刺激を行っている周期に関しては3回までの超音波検査が保険適応となります。

ありがたいことです。けれども、ややこしいルールですね。

私は最初の体外受精の時もクロミッドを使っていましたが、その時は体外受精スケジュールに入ると超音波検査は全て保険適用外でした。複数の卵を育てて採卵を目指すことは体外受精の手法になるので保険適応外となるのだと思われます。

今回は1つの主席卵胞を作ることが目的なので、途中まではクロミッドを使用したタイミング法と同じということで、保険適用になっていると考えられます。

今回の誘発方法については、詳しくは、下記の記事をご覧ください。

ゆるい誘発で1つの卵を採卵すると最高の結果に

では、4回分を一気に振り返ります。

8日目

超音波検査は月2回目でしたが、例外ルールで保険適用でした。

区分 保険点数
再診料 73
特定疾患療養管理料 225
頚管粘液一般検査 75
子宮頚管粘液採取 40
黄体形成ホルモン定性(尿) 72
超音波検査 477
クロミッド錠50mg1錠×2 10×2=20
外来内服・頓服調剤料 9
処方料 42
特定疾患処方管理加算 18
膣洗浄 47

保険適用分 自己負担額 計 3,290円

 

12日目

超音波検査は月3回目でしたが、例外ルールで保険適用でした。

区分 保険点数
再診料 73
頚管粘液一般検査 75
子宮頚管粘液採取 40
黄体形成ホルモン定性(尿) 72
超音波検査 477
膣洗浄 47

保険適用分 自己負担額 計 2,350円

 

15日目

この日から一部、保険適用外になりました。

区分 保険点数
再診料 73
外来管理加算 52
黄体形成ホルモン定性(尿) 72

保険適用分 自己負担額 計 590円

区分 単価
超音波検査 1,500円
頚管粘液検査・採取料 540円

保険適用外 自己負担額 計 2,210円(税込)

 

17日目

採卵日が2日後に決まり、体外受精を受けることになったので全て保険適用外でした。

区分 単価
再診料 740円
超音波検査 1,500円
尿中黄体形成ホルモン定性 800円
血液検査E2、P、LH 5,000円
ボルタレンサポ50mg×2個 100円×2=200円
ブレセキュア 7,000円
処方料 610円

保険適用外 自己負担額 計 17,120円(税込)

ということで、このコーナーで紹介した4日分の費用を小計すると25,560円になりました。

体外受精にかかった費用(当日支払い分)

体外受精(採卵手術)の当日の費用は、当日支払いの分後日支払いの分がありました。

当日支払いになったものは、手術前の血液検査、手術後に処方された薬や注射の費用です。

もし自治体からの助成金をもらえたとしても、この当日支払った費用は助成金の対象外となります。

体外受精当日に払った費用はこちら↓

区分 単価
血液検査(E2,P) 3,700円
HCG3000 800円
デュファストン5mg×9錠 50円
ワンクリノン膣用ゲル×9本 1,500円
処方料 610円

保険適用外 自己負担額 計 20,590円(税込)

その他の費用は体外受精後、卵を培養してどの段階までいくか決まってからまとめて支払うシステムでした。

体外受精と移植にかかった費用(後日支払い分)

今回は新鮮胚移植だったため、体外受精の請求書は、採卵手術から胚移植までまとめて発行されました。

採卵数が1つだったことと、凍結保存をしないため、コストは抑えられました。

もし自治体から体外受精の助成金を受ける場合は、この時の領収書分が対象となります。

かかった費用はこちら↓

区分 単価
採卵準備 10,000円
採卵(1個の場合) 100,000円
精子調整 10,000円
体外受精 40,000円
初期培養 10,000円
長期培養 40,000円
胚移植 60,000円
医療廃棄物処理、消耗品 12,000円

保険適用外 自己負担額 計 304,560円(税込)

領収書には書かれていませんでしたが、採卵(体外受精)当日は内服薬として抗生物質、止血剤、胃薬をそれぞれ3日分処方されました。こられは体外受精の料金にコミコミなのだと思われます。

妊娠には至りませんでしたが、移植の結果は下記の記事をご参照ください。

良好胚でも妊娠せず着床障害の疑いが浮上、ストレスからうつ病に

かかった費用を合計すると…35万円

お待たせしました、小計が出揃いました。

体外受精のための診察から移植までにかかった費用は………

生理開始3日目から服用する誘発剤の処方された日の費用 3,400円

+生理後から採卵日が決まるまでの通院費用 25,560円

+体外受精にかかった費用(当日支払い分) 20,590円

+体外受精と移植にかかった費用(後日支払い分) 304,560円


 合計 354,110円 です。

最初の体外受精の際は、通院費用や凍結胚盤胞移植を合わせると68万円もかかっていたので、それに比べれば半分コストカットできました。

しかし今回の費用も、どう計算しても自治体の体外受精にかかる助成金を受けるための所得制限をわずかにオーバーしており、全額夫婦の自腹でした。

これで妊娠していればお金を失ってもまだ前向きになれたと思いますが、既に不妊治療費が100万円を超えてしまい、それでも妊娠に至らず、すぐには原因も分からなかったため、やるせなかったです。

でも、しっかり、確定申告の時期に還付金申請で不妊治療にかかった費用を医療費控除しました!所得税が6万円ほど戻ってきました。

さらに、この医療費控除をすることで、夫婦の年収は昨年も今年も変わりませんでしたが、翌年の体外受精では自治体の助成金を受けることができました!

そのことについては、下記の記事で詳しく解説していますので、ぜひご一読下さい。

【必読】夫婦の総所得730万円越えでも不妊治療の助成金をもらえる方法

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。