不妊治療

不妊治療クリニックの比較、個人病院と大規模な病院の違い

私は2年ほど不妊治療専門の個人クリニック O へ通院していましたが、その後より大規模な不妊治療専門クリニック I・N へ転院しました。大規模と言っても、大学病院のような総合病院ではなく、不妊治療専門のクリニックですが、ここではそれぞれで感じたメリット・デメリットを比較紹介します。ぜひ、これから病院選びをする方は参考にして下さいね。

医師の数、担当制orチーム医療

まず、個人クリニックは院長がほぼ1人で回しているような病院でした。院長は大きな病院で経験を積んでから独立した方です。

曜日によっては女医さんがいましたが、混み合っている時に子宮卵管造影検査や人工授精をしてくれる方で、治療方針は院長との診察で決めることになります。

私は2年間ずっと院長に診てもらい、女医さんにあたったことがなかったです。

やや市内の中心から外れたローカルな病院とはいえ、不妊で悩まれてる患者さんが周辺の市町村や隣県からもやってくるので、院長はずっと大忙しでバタバタされていました。

お金を儲けても使うヒマがなさそうなくらい年中働きづめで、院長のスタミナ、責任感、そして善意で成り立っているような感じです。

そのため、1回あたりの説明時間が短かったり、疑問点は看護師を通して聞くことが多かったです。

説明はしてもらえるのですが、一人あたりに割く時間は少ないので、その日必要な最小限の説明が多かったです。

なかなか先の治療予定が分からない不安感はいつもありました。

また、先に説明ではなく、後から説明のパターンが多く、先に幅広い治療法について教えてもらえていたらなぁ…とか、妊娠できず治療を失敗してから言われてもなぁ…と思うこともありました。

しかし、院長は勉強熱心でエビデンスがしっかりある新しい良い手法があれば取り入れる方でした。

通えば通うほど、失敗に終われば次の手を!という感じで、必要に応じて治療方針の根拠となる学術資料を見せてくれたり、提案をしてくれました。

逆に言うと、なぜ最初に全て教えてくれなかったのか?と、小出しにされることにイライラしたこともあります。

院長は独立しただけあり、不妊治療の経験が豊富な上、多くの患者を治療のスタートから最後まで連続して診てきているため、説得力はありました。

経験則から、ネットや本に載っていないような細かな薬の効果や院内の妊娠の実績などを教えてくれることもありました。

1人で診察しているため、その患者の疾患や治療歴を全て把握しており、より良い方法を提案してくれているという安心感はありました。

医師が少ないデメリットとして、麻酔ができないという点があります。

緊急事態に対応できないからという理由で、採卵数が多くても麻酔はしてもらえませんでした。(痛み止めの点滴のオプションはありますが、点滴をしても痛かったです。)

患者の希望は極力聞いてもらえますが、結局全ての治療方針は院長の決定にかかっていので、私のように個人クリニックで不妊治療がうまくいかず、疑心暗鬼に陥って院長以外の医師に相談してみたくなった場合は、転院するかセカンドオピニオン対応の病院へ行くしかないと思います。

 

一方、転院した病院は、不妊治療に特化したグループの系列の病院が3つある大規模なクリニックの1つで、医師の数が多いです。

担当制ではなく、チーム医療で回しているため、毎回違う医師にあたります。

この医師が良いとか嫌だなどで、担当医を指定することはできません。

誰しも経験を積まないとベテランにはなれませんが、不妊治療が専門でなくてもやる気があれば一から教えるという採用をしており、経験の浅い医師にあたる可能性もあります。

院内カルテで申し送りをしてくれてはいますが、人によって言うことが微妙に違うということも出てきます。

医師や看護師は話の最後に「何か聞き忘れたことはありませんか?」と確認してくれますが会話を終えるための定型文のようです。

いたって真面目な疑問だったのですが、看護師にたくさん質問をすると、中には看護師が知らないこともあったようで、ウザがられたことがありました。

病院からの紙に「待ち時間の軽減にご協力下さい。」とか、「質問はあらかじめメモにまとめて。」とか書いてあったので、その日はなんだかなぁと思いました。

ただし、あまりにもモヤモヤする場合は、問診とは別に、「相談」という枠で予約をすることもできます。

それでも、同じ病院で働いている方々は同じような知識を共有されているので、セカンドオピニオンになるかどうかは内容によります。

医師が多いことの一番のメリットは、お金を追加すれば麻酔をして採卵手術をしてもらえることです。(ほとんどの患者は麻酔を選んでいるそうです。)

 

私はチーム医療制でも、医師の皆さんが休みを確保できているならば、良いことだと思います。

個人クリニックでは、院長が倒れたりしたら突然病院閉鎖になる可能性があります。

実際に私の周りで、こんなことがありました。

香川県では、産婦人科の医師が高齢化で病院が閉鎖し、もし二人目で人工授精をしてもらおうと思えば診てもらえる病院が違う市にしかなく、通院が遠くなってしまったそうです。

さらに、福島県では不妊治療の名医が身内に殺害されて突然診療中止になったという事件が実際にありました。

個人クリニックの場合は、緊急事態には凍結保存した卵がどこか信頼できる機関へ移送されることになっている場合もあります。

凍結保存の同意書に緊急事態の対応について記載されているかもしれませんが、最悪の場合、自ら転院先を探すことになるかもしれません。

スタッフの対応と呼び出し

個人クリニックは、こざっぱりしたシンプルな建物や内装の病院でした。

医師、看護師、受付とも人数は少なめでしたが、病院の規模的にはちょうど良いと思います。

そのため、通っていると割とすぐスタッフ全員の顔を覚えてしまう感じです。

看護師は30代以上のベテランが多く、仕事ができて、優しい対応でどの方も良かったです。

看護師が、医師との診察時に同席しており、診察のあとのフォローをしてくれるため、話も早かったです。

受付は、ちょっと無愛想だったこともありましたが、年々改善されてきていました(笑)

ただ、呼び出しは待合室全体に聞こえる声でフルネームを呼ばれます。

これで同僚や同級生が来院してるということがすぐ分かってしまうこともありました。

また、待合室から誰がどの部屋に呼ばれているか全部見えるため、この人は注射だなとか、採卵か移植の手術だなとか分かってしまいました。

 

一方、転院した病院は院内はいつも良い香りがして、受付もまるでホテルのロビーのようなゴージャスさです。

医師の他に、看護師、薬剤師、検査技師、栄養士、心理カウンセラーなどスタッフが大勢います。

企業のようにそれぞれが部署に分かれていて、体外受精の説明会など、患者向けの説明会では各部の方が出てきます。

説明の機会を作ることで、資料を作成したり、スタッフの勉強にもなっていそうだなと思います。

ただ、医師の診察のあと、別部屋で看護師から説明を受けるのですが、診察に同席していた看護師ではないため、電子カルテを見ながらの会話で、たまに細かい話で意思疎通がうまくいきません。

 

受付のスタッフはエステサロンのように、スーツスタイルの制服でピシッとキメています。

スーツの中のインナーまでお揃いで、徹底している印象です。

20代くらいの若い方が多く、受付スタッフのネイルはみんなキッラキラです。

ホテルの接客のように丁寧ではあるのですが、初診の際は分業がすごくて笑いが止まりませんでした。

2019年女性芸人No.1を決めるThe Wの中で、つぼみ大革命という9人組の女の子たちが披露した次々に担当が変わる美容室のネタをご存知でしょうか?

案内するだけの人、話すだけの人、マッサージするだけの人…とスタッフがコロコロ変わって、それにお客さんがツッコミを入れるネタです(笑)

初診の際は、受付だけでも、案内の人、精算の説明の人、予約の説明の人と分業がすごく、「次は別の方に説明してもらいますので少々お待ちください。」とたらい回しになり、待ち時間がすごかったです。

つぼみ革命のネタにそっくりすぎて、内心笑いが止まらなかったのです(笑)

 

院内での呼び出しは、病院専用のアプリがあり、アプリに呼び出しのメッセージが届けば指定された場所へ行くというプライバシーに配慮されたシステムです。

私は、スマホを常に見ているタイプの人間ではないので、最初はなかなか慣れなかったです。

スマホのマナーモードを解除すると、勝手に送られてくるメルマガでいちいち音がなってしまいますし、マナーモードで雑誌を読んでいたら気づかないうちに通知が来てしまうんじゃないかと思い、最初はずっとスマホを持って緊張していました(笑)

待合スペースは院内に多く点在しており、1つ1つのソファが横の人の声が聞こえないくらいゆったりと置かれているため、もし知り合いが来ていてもなかなか気づかないと思います。

誰がどこの部屋に入ったかも全く気になりません。

予約制かどうか、待ち時間の違い

個人クリニックでは、受付順で診察を受けるシステムで、もし待ち時間に外出して呼び出したときにいないと順番を飛ばされます。

予約制にしてもその時間に来ない人がいるからという理由で、受付順にしていたそうです。

しかし、手術、人工授精、体外受精、妊婦健診は午前中しか受付していないため、午前中は激混みです。

医師の数が少ないので回転に時間がかかり、朝イチから行っても2時間待ちは当たり前。

3時間待ちも多かったですし、ひどい時は全部終わるのに4時間かかったことも何度かありました。

 

一方、転院した病院は完全予約制です。

初診は院長が診察できる日時で設定されているようです。

朝イチで予約するとズレることはないのですが、予約制と言えども、少しずつ患者の診察時間がズレていき午前中遅めに行くと40分ほど待つこともあります。

ただ、9~15時まで診察を受け付けてくれるため、午後は比較的空いている印象です。

それでも、医師の診察のあとに看護師の説明を聞くため別部屋に呼ばれるまでの待ち時間、精算機に呼ばれるまでの待ち時間と、待ち時間が発生するため、やはり全部終えるまでに2時間はみておかないといけません。

ちなみに、初診の時はアプリやら院内のイベントの案内やら、色んな説明と待ち時間が積み重なり、全部終わるまで4時間もかかってグッタリでした…。

診察台や採精室などの衛生面

個人クリニックは、よくある地域のクリニックという雰囲気で、看護師が採血する時は素手だったり、手袋をしていたり、人によってバラバラでした。

診察室の中に診察台の小部屋があり、間違えて開けられる心配はないので、内鍵は付いていましたが、特に内側から鍵をかけることはなかったです。

診察台に座る時は、バスタオルのようなひざ掛けを使っていましたが、使い回しでした。(私は別に嫌ではなかったです。)

診察台にはカーテンがあり、医師らと顔を合わせず、患者側のモニターでエコーの映像を見ることができました。

 

夫の協力で、男性目線での設備についても少し触れておきます。

個人クリニックの採精室は、テレビと椅子とヘッドホンとティッシュだけの狭い部屋で、平成初期を感じさせるDVDが置かれており、TVの画質も粗目でした。

どうやって攻略したのかは、下記の記事で詳しく紹介しています。

採精室の攻略法。精子観察キットと病院の違い。

 

一方、転院した病院では、法令順守はもちろん、第三者認証機関による各種認証も取得しており、医療従事者や患者の交差汚染になりそうなものは徹底的に排除している印象です。

看護師が採血する際は、必ず使い捨ての手袋を着用していますし、患者が診察台に座る時のスカートも使い捨てです。

ただ、医師と患者の間にカーテンはありません。

使い捨ての長いスカートを履くのですが、座ると患者側にはそれがカーテンのような目隠しになります。

逆に、お尻側にはスリットが入っており、医師側の作業は困らないようにできています。

医師と患者が、診察台横の1つのモニターを見ながら会話する雰囲気です。

診察室の手前の荷物や下着を置いておく部屋は待合室から入れるので、必ず患者自身で内鍵をかけるように徹底されています。

これは個人病院か大規模病院かの違いではなく、単に建築上の違いなのですが、一応、プライバシー保護や防犯上の対策と思います。

 

そして、採精室のほうはと言うと、以前のクリニックより広くて、TVも大きく画質もきれいだったそうです。

椅子には使い捨てのカバーが付けられており、こちらの衛生面も配慮されている感じです。

さらに、チャンネルを回すと有料契約をしているのであろうモザイクなしの無修正映像ばかり映ったそうです。

夫はモザイクなしのオンパレードにドン引きでしたが(笑)

お金の掛け方が個人クリニックと違いすぎて、聞いた時は爆笑でした。

夫は、DVDではないのでチャプター早送りができなかったことや、無修正は見たくないしと内容に不満気で、やはり次回から自前で用意していく決心を固めたのでした。

どこのクリニックでも希望すれば自宅採取のカップをもらえますので、例えば旦那さんのお仕事が忙しくて病院での採精ができないという方や、家以外では緊張するなど自宅派の方でも大丈夫ですのでご安心下さい。

料金、サービス、サポートの差

個人クリニックは、今思えば余計なサービスを省いてコストを安くすることを考えてくれていた良心的なクリニックでした。

国の方針で、保険診療と自費診療を同時にしないようにというのがあるそうですが、個人クリニックでは同じ日に保険診療と自費診療があると、領収書を分けて発行してくれました。

 

しかし、転院した病院では、同日に保険診療と自費診療の混合診療をしておらず、その日に1つでも自費診療の項目があれば、保険適用になる内容も全部自費診療となってしまいます。

それに同意しましたという念書を提出しないと通院できないのですが、痛い出費です。

不妊治療に限らず、少なくとも大きめの病院では、混合診療を避けることは一般的にされていることのようですので、渋々納得しています。

面倒くさいことは、例えば保険適用と保険適用外の薬が処方される場合、漢方薬を保険適用にするには漢方薬だけ別日に取りに行かなければなりません。

 

自費診療の項目は、病院によって値段が異なることが多いのですが、ほとんどは個人クリニックのほうが安い印象でした。

大きなクリニックはスタッフが多く人件費がかさみますし、立地が街の中心部となれば賃料も高額になるため、利益を増やす必要があります。

しかし、まれに大きいクリニックのほうが安くなる項目もありました。

例えば、検査の場合は、院内に検査できる検査技師や機械があるかないかの違いで費用が異なる可能性があります。

外注するとその分高くついたり、検査結果が分かるまで時間がかかりますからね。

実際には、そんな検査料金の差なんて微々たるものと思えるくらい、施設が立派でスタッフが多い病院のほうが全体的に料金が高いです!

 

料金が高い分、サービスが良いというメリットはあります。

過剰なサービスはいいから安くして!と思う気持ちもあるのですが、個人クリニックにはなく、転院した病院にあったサービスを一部紹介します。

・コートを掛けて鍵ができる専用のコーナーがある

・ドリンク無料サービスのカフェ待合室がある

・フリーWi-Fiがある

・カフェ内に机があり、読書や仕事などするのに便利

・雑誌が豊富で、同じ雑誌が2冊以上あるなど手に取りやすい

・月に1回カフェで患者同士が話せる会がある(出入り自由)

・初診から3か月まで心理カウンセラーや栄養士との相談が1回無料

・毎月テーマが異なる無料の不妊治療に関するセミナーがある

・エクササイズ、鍼、マッサージなどの有料の補助医療を院内で実施している

・看護師へ直通の相談電話番号があったり、有料で看護師相談室を利用することができる

・有料で院内の栄養士、培養士、遺伝カウンセラー、心理カウンセラーなどに相談することができる

このように、待ち時間にゆったりリラックスできたり、1人で悩まないようサポートが手厚いのことは、通院のストレス軽減には良いかと思います。

 

個人クリニックでは、ギュウギュウの待ち合い室でシーンとした中、何時間も無言で同じ椅子に座りっぱなしで退屈でした。

また、個人クリニックでは病院が世話を焼いて患者同士の交流の場を設けるなんてことはありませんでしたし、待ち合い室は殺伐とした雰囲気で、精神的にも孤立していました。

不妊治療をスタートする時は、けっこうあっさり妊娠したりしてと期待があり、とにかく近所の病院を選ぶと思います。

しかし、私のように、治療を始めてから不妊治療のことを話せる人がいて欲しい、不妊治療仲間と情報交換したいと感じた場合は、不妊治療の患者が集まるNPOの会に参加してみるとか、精神的に孤立しないように包囲してくれる病院に通えることも良いことだと思います。

 

転院先の病院でもらった資料には、不妊治療で悩んだり追い詰められたりストレスを抱えるのは治療後1年〜2年がピークと書いてありました。

まさに、私もそうだったと思います。

それで心療内科へ行くことを勧められたわけですが、心療内科に通い始めた前後は、精神的に追い詰められ辛すぎてヤバかったです。

今は治療が3年目に入る時期で、休職中に色んな方々に相談に乗ってもらえたおかげで、仕事への未練も吹っ切ることができ、不妊治療は結果が出ていませんが、精神的ダメージのピークはやや過ぎたように感じます。

治療面のメリット、デメリット

大規模病院ならではのメリットは治療面にもあります。

私の転院の決め手は、なんといっても夫婦の遺伝子検査ができることと、着床前診断の実績が多いことでした。

着床前診断をするには認可が必要だったり、遺伝子検査をするには遺伝カウンセラーとの面談が必要だったりします。

設備面やスタッフの充実度があるからこそ、個人クリニックではできない高度医療ができたりします。

 

個人クリニックでは、体外受精に何度か失敗したり、流産を繰り返さないと不育症や着床障害の検査をしてもらえませんでしたが、転院した病院では希望すれば初めての体外受精をする前にそれらの検査を受けることが可能でした。

やみくもに何十万円もする体外受精を受けるより、急がば回れで事前に納得できるだけ検査してから受けたい!と思う方も多いと思います。

 

体外受精の前は、連日注射をしなければならないこともあるのですが、注射でも違いがありました。

個人クリニックでは自己注射を認めておらず、毎日看護師による筋肉注射でした。

しかし、転院した病院では遠方から通う方も多いため、有料レッスンを受ければお腹への皮下注射で自己注射が可能です。

そうすることで、通院の負担が少し軽減されます。

もちろん、自分で注射が怖い場合は毎日クリニックで打ってもらえますし、家族に医師や看護師など医療関係者がいる場合は自宅で打つことも許してもらえます。

 

最初のほうでも紹介しましたが、個人クリニックは医師が一人で緊急事態に対応できないという理由で、採卵手術の際に麻酔をしてもらえなかったのですが、転院した病院は医師の数も多いので費用を追加すれば麻酔をしてもらえることも大きな違いと思います。

 

さらに、個人クリニックでは私が手術室に入るときは夫は控室までしか来れませんでしたが、転院した病院では受精卵を子宮に戻す(移植)の時だけ、夫が手術室に立ち会えるのです!

立ち会い出産ではなく、立ち会い移植です(笑)うちの夫なら喜んで来そうです。

 

ただ、転院先の病院は、自宅や職場が病院の近くの方や、よっぽど休みやすい会社でないと、フルタイムで働いている人には通いにくい病院です。

診療が9~15時までの受付で、夕方や夜はしていないからです。

(採卵は午前中、移植は午後という時間指定もあります。)

悩ましいですが、仕事を一旦離れて不妊治療に集中する決意を固めた人、ここが最後の砦と思って治療費が高くても頑張りたいと思う人、あとは働かなくても暮らせる優雅なセレブ妻などに向いているかもしれません。

 

ちなみに、私は優雅なセレブ妻ではなく、貯金を崩して不妊治療をし、傷病手当金や失業保険で細々と生きている女です。

以前は管理職としてバリバリ仕事をしていましたが、もはや30代無職。転職活動もしてないパラサイトです。

だいぶ背伸びをして通院しています。

家も賃貸ではなく、夫婦揃って私の実家に居候です。

住宅ローンがあれば、不妊治療なんてできなかったと思います。

とにかく貯金が減るばかりなので、不妊治療に一区切りつけたら、また何か定職につきたいとは思っています。

ブランクはありますが、人手不足で求人が多い時代に突入したことも一旦仕事を辞める決意をする追い風になりました。

転職組の方々から「なんとかなるよ!」と勇気をもらい、仕事への未練がなくなってから、追い詰められるようなストレスは減ったように思います。

仕事との両立というストレスが減っただけで、まだ先の見えない治療になんだかモヤモヤはしますけどね。

最近は、心療内科の先生のサポートを受けつつ、スポーツクラブのヨガや骨盤エクササイズでリラックスして自分なりにメンタルのコントロールも頑張っています!

ABOUT ME
hayachan
33歳で不妊治療クリニックに通い始め、次々と予期せぬ展開へ。34歳で仕事と治療の両立が困難になり泣く泣く休職。治療費は200万円を突破し、35歳で退職。そんなリアルをお伝えします。